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本の紹介

 
 

男子の性教育:柔らかな関係づくりのために

村瀬 幸浩 著
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「性教育」の進め方、とりわけ男子児童生徒への指導に悩む、養護教諭は多いことでしょう。教員でもあった著者は、これまで「男子への性教育」をテーマに、こだわって取り組んできました。タイトルが示す通り、本書は「男子の性」について正面から取り上げていますが、この中で取り上げるのは、男子児童生徒への「性教育の進め方」だけではありません。「性の理解」「性への自己肯定感」「性被害」など、取り上げるテーマは多岐にわたっており、「生殖としての性」だけではなく、「快楽としての性」にどう向き合い、どう指導していけばよいのかが分かる一冊になっています。

[出版社]:大修館書店(2014年5月刊)
[定価]:1,500円+税[ISBN]:978-4-469-26760-0
 
 

事例でわかる教師のストレス対処法

岡田 謙 著
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本書は、雑誌「児童心理」2005年1月〜12月号に掲載された連載を加筆修正したものです。「ストレス対処法」「ストレスについて」「発達障害児への対応」をテーマに構成されており、事例にもとづくストレス対処法(アドバイス)が中心となっています。「保護者対応」「同僚・管理職との人間関係」のほかに、「養護教諭という立場がストレスとなる場合」という事例も取り上げられており、興味関心のある方も多いはずです。さまざまな場面(事例)が具体的に提示されており、困ったとき、頼りになる一冊です。

[出版社]:金子書房(2014年5月刊)
[定価]:2,000円+税[ISBN]:978-4-7608-2651-3
 
 

生活コミュニケーション学を学ぶ

佐治 晴夫 監修 川又 俊則・久保 さつき 編
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本書は、鈴鹿短期大学生活コミュニケーション学研究所に所属する教員の論文集です。「教育とコミュニケーション」「生活コミュニケーション学の展開」の2部で構成されており、コミュニケーションをキーワードに、食物栄養・養護福祉・保育分野の論文が収載されています。学校保健に携わる方には、男性養護教諭から養護教諭の課題と展望を論じた川又俊則先生の論文は、身近な内容で読み進めやすいはずです。「コミュニケーション」の考え方・とらえ方を、広く学ぶことができる一冊です。

[出版社]:あるむ(2014年3月刊)
[定価]:1,800円+税[ISBN]:978-4-86333-080-1
 
 

精神科医と養護教諭がホンネで語る 思春期の精神疾患

佐々木 司 ・竹下 君枝 著
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本書は、思春期から青年期にかけて発症しやすい精神疾患について解説した書籍です。「各精神疾患の解説」「Q&A」「養護教諭からのメッセージ」の3部で構成されています。巻末には索引が設けられており、気になる疾患についてすぐに確認することができて便利です。また本書は、2013年に公表された、米国精神医学会の診断分類DSM-5における精神疾患の分類や日本語病名の変更についても、分かりやすく説明しています。著者の一人で、現職の養護教諭である竹下先生からは、学校関係者・保護者・子どもに対して、メンタル問題との向き合い方についてヒントが提示されており、子ども・保護者と学校をつなぐ立場にいる養護教諭にとって、心強い一冊になっています。

[出版社]:少年写真新聞社(2014年2月刊)
[定価]:1,500円+税[ISBN]:978-4-87981-431-9
 
 

保健室のまんま

有本 けいこ 著
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本書は、中学校の養護教諭として活躍する著者が、30年あまりにわたって「ほけんだより」に掲載してきたエッセイをまとめたものです。言葉遣い、いじめ、家族など取り上げるテーマはさまざまです。その時に思ったことを書き留めているにもかかわらず、内容に時代や古さを感じさせるところはありません。それゆえ、本書を通じて描かれる保健室の風景に、養護教諭は共感を覚えることでしょう。巻末には著者から、子どもの成長を見守る“仲間”たちへ温かいエールも綴られています。多くの養護教諭に読んでもらいたい一冊です。

[出版社]:文芸社(2014年4月刊)
[定価]:600円+税[ISBN]:978-4-28614-696-6
 
 

基本的自尊感情を育てるいのちの教育:共有体験を軸にした理論と実践

近藤 卓 編著
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弊誌の連載でおなじみの、近藤卓先生の新刊です。本書には、いのちの教育のねらいである「基本的自尊感情の醸成」と、それに不可避の「共有体験の方法」が提示されています。実践例はもちろんのこと、新しい授業テーマやそのヒントが取り上げられており、どのような授業を展開すればよいのかと悩んでいる先生には、読んですぐに役立つ一冊と言えるでしょう。巻末には、「いのちの教育」に役立つという視点で選ばれた、選りすぐりの絵本が100冊紹介されており、教材選びのヒントも得られるはずです。

[出版社]:金子書房(2014年4月刊)
[定価]:2,800円+税[ISBN]:978-4-7608-2387-1
 
 

ネットに奪われる子どもたち

清川 輝基 編著 山田 眞理子・古野 陽一 著
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LINEやSNSの登場と普及で、子どもたちのコミュニケーションは大きく変わろうとしています。しかし、私たちはそのツールを安全に使うことができているのでしょうか? ネットリテラシー教育は十分と言えるでしょうか? 本書は、ネット依存をはじめとする、これらネットのトラブルを予防する方法や、ネット社会への向き合い方について解説します。「スマホ子育て」などに見る乳幼児への発達への影響にも触れられており、「ネットトラブルのいま」を知るのに最適な一冊です。

[出版社]:少年写真新聞社(2014年5月刊)
[定価]:1,600円+税[ISBN]:978-4-87981-487-6
 
 

心のケアが必要な思春期・青年期のソーシャルワーク

西隈 亜紀 著
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心のケアが必要な子どもには、自分のこれまでの経験をふまえたり、先輩に意見を求めたりしてアプローチする場合が多いと思います。しかし、自分にも先輩にも経験のない「事例」に出会ったとき、どのように対応したらよいのでしょうか。そんなときヒントを与えてくれるのが本書です。ソーシャルワーカーとして12年間勤めた経験がある著者が、自身の臨床経験をもとに、100を超す事例を解説します。紹介されているアプローチは、著者が現場で活用できるものであるかを繰り返し確認する中で生まれたものであり、かかわり方に悩む者にとって、心強い一冊になっています。

[出版社]:中央法規出版(2014年7月刊)
[定価]:2,600円+税[ISBN]:978-4-8058-5051-0
 
 

養護教諭の社会学:学校文化・ジェンダー・同化

すぎむら なおみ 著
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本書は「養護教諭とはなにか」を解明していくものである――序章の冒頭に示されたこの一文が本書のすべてを表しています。博士論文をまとめた書籍であるため、なじみのない言い回しが多く登場するでしょう。しかし、著者と同業者である養護教諭であれば、なじみのない言い回しがあっても想像力を働かせて読み進めることができるはずです。本書は「養護教諭」という職業と存在を、調査や資料にもとに、丹念に解き明かしていきます。著者が「自分語り」と称した「序章」と「あとがき」に、共感する読者も多いのではないでしょうか。養護教諭による、養護教諭解説を読んでみませんか?

[出版社]:名古屋大学出版会(2014年5月刊)
[定価]:5,500円+税[ISBN]:978-4-8158-0771-9
 
 

いざというときのための 応急手当 ミニハンドブック

加藤 啓一 監修
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本書は、タイトルが示す通り、応急手当マニュアルです。ポケットサイズで携帯しやすく、誰にも分かりやすいようにと、専門用語の使用を避けている点が特徴です。「緊急時の手当」「日常的なけが・病気の手当」「屋外で多い手当」の3章で構成されており、幅広い場面で使用できる内容になっています。「緊急時の手当」では、心肺蘇生とAEDの手順が一つひとつイラストで示されており、「いざ」という場面を想像しやすくなっています。携帯サイズながらも応急手当について網羅されており、手元においておきたい一冊になっています。

[出版社]:少年写真新聞社(2014年7月刊)
[定価]:900円+税[ISBN]:978-4-87981-494-4
 
 

学校保健安全法に沿った 感染症(最新改訂13版):乳幼児から高校生まで

岡部 信彦 著
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長年、小児の感染症予防に携わってきた著者による、感染症の解説書です。平成24年に学校保健安全法施行規則が改正されたことを受けて改訂された13版には、新たに加わった疾患や出席停止の基準の変更について解説されています。また、「学校感染症・第三種感染症扱い」として、各感染症の解説と登園登校のめやすが記載されています。全頁カラーで、気になる症状が確認しやすく、感染症対策に必要な情報がコンパクトにまとまった一冊です。

[出版社]:少年写真新聞社(2014年4月刊)
[定価]:900円+税[ISBN]:978-4-87981-491-3
 
 

おこりんぼうのタコさん

ローリー・ライト 著 マックス・スターズク 絵 大前 泰彦 訳
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プンプン、ムシャクシャ、クニャクニャ、カチカチ、ゴロゴロ…。これはこの絵本に登場するタコの様子を描写したもので、本書は、音読して、言葉のリズムを楽しむタイプの絵本とは少し毛色が違います。冒頭に「プンプンムシャクシャおこっているあなたへ」とあるように、本を読み進めながら、心身のリラクセーション―漸進的筋弛緩法―を行なうものなのです。巻末には漸進的筋弛緩法の解説が掲載されています。読み聞かせを行ないながら、子どもと一緒に実践してみませんか?

[出版社]:ミネルヴァ書房(2014年3月刊)
[定価]:1,800円+税[ISBN]:978-4-623-06995-8
 
 

やるべきことがすぐわかる今日から役立つ保育園の保健のしごと

東社協保育士会保健部会 編
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保育園は、まだ予防接種も受けられない乳児から、就学前の幼児までが一緒に過ごす場所であり、業務は多岐にわたります。それゆえ、職員間で情報を共有することは重要です。本書は、保育園の業務を「健康管理」「保護者対応」「職員指導」「健康教育」の4つに分類し、1年を通じて毎月どのような仕事を行なう必要があるのかを分かりやすく解説しています。巻末には新人オリエンテーション用の資料なども収録されており、保育業務にかかわる方には心強い一冊となっています。

[出版社]:赤ちゃんとママ社(2014年4月刊)
[定価]:2,300円+税[ISBN]:978-4-870-14097-4
 
 

チャイルドラインで学んだ 子どもの気持ちを聴くスキル

山口 祐二 著
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10年以上にわたってチャイルドラインの聞き手ボランティアを行なってきた著者が、その経験から得られた子どもの気持ちを受け止めるスキルとその考え方をまとめた書です。「気持ちを聴くために必要なこと」「つながるためのスキル」「『どうしたらいいですか?』を受けとめるスキル」などの5章で構成されており、具体的なエピソードや場面とともに、子どもの言葉と気持ちを受け止め方が紹介されています。子どもとのかかわり方についてヒントが得られる一冊です。

[出版社]:ミネルヴァ書房(2014年2月刊)
[定価]:1,600円+税[ISBN]:978-4-623-06791-6
 
 

学校現場の食物アレルギー対応マニュアル:アナフィラキシー事故を起こさないために

小俣 貴嗣・井上 千津子 監著
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ときに命にかかわることもある食物アレルギー。それゆえに対応に苦慮している方も多いはずです。どの立場から読んでも理解できることを念頭に解説された本書は、アレルギーの基礎知識やQ&Aをはじめ、学校現場や学校給食で対応すべきことが説明されており、教職員間で知識を共有するのに最適の一冊です。付録のCD-ROMには、エピペン(R)の使い方やシナリオ付きのパワーポイント資料、関係書類などが収録されており、すぐに活用できるようになっています。

[出版社]:少年写真新聞社(2014年2月刊)
[定価]:2,200円+税[ISBN]:978-4-87981-485-2
 
 

スクールカウンセラー活用の考え方・進め方:教師と心理援助職の協働の質を高める

樺澤 徹二 著
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スクールカウンセラースーパーバイザーとして活躍する著者が、スクールカウンセラー事業が効果的に運用されるためにはどうしたらよいのかということを、スクールカウンセラー、教職員の立場から解説する一冊です。小・中学校における教育相談主任・校長としての経験、教育行政での経験、臨床心理士としてスクールカウンセラーとしての経験がある著者ならではの、多面的な考え方が提示されています。各章の冒頭には、概要が記載されており、内容を整理しながら、読み進めることができるようになっています。

[出版社]:金子書房(2014年1月刊)
[定価]:2,900円+税[ISBN]:978-4-7608-2649-0
 
 

食育わくわくアイデア集【CD-ROM付】

少年写真新聞社『給食ニュース』編集部 編
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本書は、2004〜2006年に発行された『給食ニュースブックレット』などから、食育指導に関する教材を一冊にまとめたものです。すぐに使えるものばかりという点が特徴で、「朝ごはん」「生活リズム」「栄養素の働き」など指導テーマ別の教材のほか、献立表のひながたも12カ月分収載されています。付属のCD-ROMには掲載資料が全て収められており、一部資料は書き換えも可能です。アイデア集というタイトルの通り、困ったときに役立つ一冊です!

[出版社]:少年写真新聞社(2012年7月刊)
[定価]:1,800円+税[ISBN]:978-4-87981-436-4
 
 

母を許せない娘、娘を愛せない母 奪われていた人生を取り戻すために

袰岩 秀章 著
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著者は、本書ではおなじみの袰岩奈々先生と公私にわたるパートナーであり、カウンセリングルーム・プリメイラの代表を務めておられます。本書では、実際のカウンセリングの現場で起こった11の典型的なケースを紹介し、その癒しのプロセスを男性カウンセラーならではの客観的な視点で綴っていきます。どのケースも、相談者はその後自分の人生を取り戻し、納得のいく解決を得ておられるそうです。現在、母と子の関係において問題を抱えている人に、悩んでいるのは自分だけではないこと、解決の道があることを強く示す書です。あなたと母親の関係が分かるチェックリスト付きです。

[出版社]:ダイヤモンド社(2013年10月刊)
[定価]:1,575円(税込)[ISBN]:978-4-478-02616-8
 
 

きもち

ジャナン・ケイン 著 石井 睦美 訳
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きもちって、やって来ては去ってしまうのね。きもちって、よくわかんないな。ノリノリ、イライラ、うれしい、かなしい―でも、それはみんな、わたしのきもち! この素晴らしい、感情の“言葉の本”といっしょに、子どもたちと関わってください。本書は、子どもたちの内なる世界を生き生きと表現した本として、すべての子どもたちの本棚に置きたい一冊です。なんでも「ムカつく!」の一言で片付ける現代の子どもたちに、感情にはいろいろな種類があることを教える絵本です。アメリカの絵本の翻訳出版で、原題は“The Way I Feel”、全部で14の感情を紹介しています。

[出版社]:少年写真新聞社(2013年9月刊)
[定価]:1,995円(税込)[ISBN]:978-4-87981-477-7
 
 

食物アレルギー 正しい除去と安全な解除 〜幼児期から学童まで〜

眞鍋 穰 著
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本書は、食物アレルギーの基礎知識や消化・吸収の仕組み、食物アレルギーの症状がどの程度の原因食物の摂取で起きるのかなどを解きながら、Q&Aで除去と解除の実際を分かりやすく伝えます。また、厚生労働省の「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」については、内容と留意点がくわしく紹介されています。2012年の学校給食での死亡事故を受け、問題になっているエピペンについて、家庭・保育所・学校においてどう対応するか等、基本的な考え方や問題点にも言及されていて、現場でのアレルギー対応の手助けになることは間違いありません。

[出版社]:芽ばえ社(2013年8月刊)
[定価]:1,575円(税込)[ISBN]:978-4-89579-359-9
 
 

園・学校でみられる 子どもの病気百科

川上 一恵・松田 幸久 著 内海 裕美 監著
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本書は、現役の園医・学校医をしている3名の小児科医が、現場を踏まえ現場のニーズに応えるために作成したものです。病気の知識だけでなく、保護者対応や、受診のタイミング、園・学校生活でのアドバイス、園医・学校医とのさらなる連携など、現場で具体的に役立つように書かれています。0歳から中学生までに多い子どもの病気48に対応しており、先生が知っておきたい知識と対応が丁寧に解説されています。カラー版でイラストも多く、ほけんだよりや掲示物の参考にはもってこいの本です。皮膚症状の症例も付いています。

[出版社]:少年写真新聞社(2013年8月刊)
[定価]:2,310円(税込)[ISBN]:978-4-87981-474-6
 
 

うんちくんとうんちくじいさん

齊藤 雄基 作・絵 辨野 義己 監修
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「うんちくん」と「うんちくじいさん」というユーモアにあふれたキャラクターが、ダジャレを挟みながら、うんちにまつわる知識を、会話形式で楽しく解説します。正しく理解をして、うんちがいかに大切なことであるかを伝えていきます。難しい情報や追加の雑学はコラムで補足し、4コマ漫画やイラストが豊富で楽しい仕上がりになっています。うんちは…どこでできるの?  なにでできているの?  どんな色、形があるの?  いいうんちを出すためには?  どこで役に立っているの?  トイレのはなし…などなど、雑学もたくさん!

[出版社]:幻冬舎エデュケーション(2013年4月刊)
[定価]:1,365円(税込)[ISBN]:978-4-344-97656-6
 
 

養護教諭のための救急処置

松野 智子・齋藤 千景 編著 加藤 啓一 監修
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本書は、養護教諭養成過程を受講する学生用テキストとして企画されたものですが、試験対策のみならず、学校救急処置の基本的考え方から実務までが網羅されています。ですので、現職の養護教諭の方々にも、救急処置に関する的確な判断とその対応にしっかり役立ち、また活用できる1冊となっています。救急処置の手順・内科的な救急処置・外科的な救急処置・手当ての基本・事後措置などをはじめ、学校現場でのQ&Aやすぐに使えるカード類も多数収録されています。いざという時、慌てずに対処できます。

[出版社]:少年写真新聞社(2013年4月刊)
[定価]:2,100円(税込)[ISBN]:978-4-87981-468-5
 
 

おとなも学べる こども礼儀作法

尾崎 文春 著
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礼儀作法というと堅苦しく考えてしまいがちですが、基本は「相手を大切にする心」です。では、どうすれば「相手を大切にする」ことができるのでしょうか。本書では『礼儀作法まちがいさがし』などを通して、ゲーム感覚で基本をおさえ、どんな場でも応用できる力を育てます。対象は、小学年高学年以上、高校生までの子どもたちを想定しているのですが、保護者や先生方も一緒に楽しめる内容になっています。著者は、日本作法会代表で、過去30年にわたって、多くの子どもたちに礼儀作法を教えてこられた達人です。

[出版社]:少年写真新聞社(2013年4月刊)
[定価]:1,575円(税込)[ISBN]:978-4-87981-469-2
 
 

養護教諭のための調査研究法入門

朝倉 隆司 著
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本書は、子どもたちの健康実態の調査や、保健指導の効果の検証・改善などに欠かせない「調査研究法」の入門書です。調査票の作り方や依頼書の書き方、そしてPCソフトの活用など、養護教諭ならすぐに活用できる内容となっています。 「なぜ調査研究が必要なのか」に始まり、そのチャレンジの仕方や研究プロセスの分析・検証、論文(報告書)の書き方まで、調査研究の流れに沿ってとても分かりやすく書かれています。著者の朝倉先生は、東京学芸大学の養護教育講座で教鞭をとっておられます。おそらく皆さんも、各種学会や研修会などでよくご存知だと思います。

[出版社]:少年写真新聞社(2013年3月刊)
[定価]:2,100円(税込)[ISBN]:978-4-87981-467-8
 
 

養護教諭の常識?非常識?

岡田 加奈子 著
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『健』で大好評だった岡田先生の連載(2010年11月〜2012年1月号まで)が、新たな書き下ろしを加えて単行本になりました。感染予防や救急処置などをはじめとした、養護教諭の関心の高いテーマの中から、日々の仕事の中で疑問に思うことや判断に迷うこと…それらの対応の仕方が分かりやすく解説されています。豊富なエビデンスをもとにしたシャープな切り口と、読みやすくて楽しい語り口は、岡田先生の真骨頂と言えるでしょう。日々の保健室経営の「てがかり」としても大いに役立つと思います。養護教諭だけでなく、学校保健担当者に必携の一冊です!

[出版社]:少年写真新聞社(2013年2月刊)
[定価]:1,785円(税込)[ISBN]: 978-4-87981-466-1
 
 

マンガで身につく子どものためのアレルギー12の3

國本 りか マンガ・構成 佐藤 のり子 解説
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ますます増加する一方のアレルギー症状ですが、本書はマンガを中心にしているので、子どもたちにも理解できる分かりやすい内容になっています。1.自分のアレルゲンと症状の対処方 2.加工品や外食の原材料の調べ方 3.精神的ストレスと周囲の支え 4.集団生活でのアレルギー対応 5.除去の解除と再発予防 6.じょうぶな体を作る食べ方・暮らし方…で構成されており、食物から環境アレルゲン、化学物質にまで言及しています。付録『知って得する「食雑学」つまり何を食べればいいの?』や、レシピ『自分で料理ができる?』もあって充実しています。

[出版社]:せせらぎ出版(2012年12月刊)
[定価]:1,000円(税込)[ISBN]: 978-4-88416-214-6
 
 

食育わくわくアイデア集(CDーROM付)

少年写真新聞社『給食ニュース』編集部 編著
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本書は、毎月の指導に合わせた食育コーナーが簡単にできるネタのつまった一冊です。すべてのつくり方とパーツが掲載してあるので、すぐに使えます。また、CD-ROMにはタイトル文字や写真、イラストなど全パーツ(カラーやモノクロなど)を収録。タイトル文字なども変更可能で使いやすく、カラフルな教材をつくるのも簡単です。CD-ROMに収録されている12か月の献立表は、JPG形式とword形式でも収録してあります。だから、先生ご自身がパソコンで変更などができて、カラフルな献立表づくりも思いのままです。

[出版社]:少年写真新聞社(2012年7月刊)
[定価]:1,890円(税込)[ISBN]: 978-4-87981-436-4
 
 

子どものうつ病 〜理解と回復のために〜

猪子 香代 著
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本書では、10代の子どもの「うつ病」や「うつ気分」について、症状・医師へのかかり方・治療・学校生活の送り方をはじめ、家庭でどう協力していくのが望ましいかなどが、分かりやすく説明されています。思春期特有の心理状態とうつの解説、さらに発達障害を持つ子どもとうつ病のリスクについての解説も加わっていますが、これはうつ病の背景に、気づかれていない発達障害があることが稀ではないからです。友だちとの距離のとり方や、気持ちの持ち方など、親には言えない悩みについても、児童精神科医で臨床経験豊富な著者が、子どもの立場を配慮してアドバイスしてくれています。

[出版社]:慶應義塾大学出版会(2012年10月刊)
[定価]:2,520円(税込)[ISBN]: 978-4-7664-1980-1
 
 

PTG 心的外傷後成長 〜トラウマを超えて〜

近藤 卓 編著
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『健』で長期連載中の近藤卓先生の新著です。ここでは、トラウマ(心的外傷)を負うような辛い体験の中から、人としてより成長することを示すPTGの理論・事例・研究が紹介されており、大震災・自己・病気・虐待・思春期や青年期の問題など、多種多様の論文が取り上げられています。近藤先生は最後に“強風に対しては竹のようにしなやかになびいて、揺れ動きながらも自分を保つ。そして同時に、内なる力によって脈々と地道に経験を積み重ねながら前へ進んでいく。そんな「私たちのPTG」を模索していくことが、これからの私たちの課題かもしれない”と結んでおられますが、子どもたちにはそんなふうに育ってもらいたいと願わずにはいられません。

[出版社]:金子書房(2012年9月刊) [定価]:3,360円(税込)
[ISBN]: 978-4-7608-3252-1
 
 

二十歳までに考えておきたい12のこと
〜現代人の暮らしといのち〜

近藤 卓 編著 米田 朝香・弓田 千春 著
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子どもたちが成人(二十歳)を迎えるまでに、知っておくべき12のことについて書かれた本です。第1章:幸せってなんだろう?(生存権と人間の欲求)、第2章:良いこと?悪いこと?(飲酒・喫煙・薬物乱用)、第10章:一人称の死?(自分自身のいのちを考える)、第12章:ちゃんとした生活って?(健康感の変遷と生活習慣)などの項目について、専門的な観点を含んだ内容にはなっていますが、子どもたち向けなので、どの項目も簡潔で分かりやすく述べられています。本著を手に取った子どもたちが「これら12のこと」を起点に視野を広げ、これからの人生を切り開いていく指針になることを願っていると、近藤先生は述べられています。

[出版社]:大修館書店(2012年9月刊) [定価]:1,680円(税込)
[ISBN]: 978-4-469-26737-2
 
 

食育と保育
子どもの姿が見える食育の実践

師岡 章 著
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『健』ではおなじみの師岡章先生の新著です。本書は、月刊誌『こどもの栄養』(こども未来財団)の人気連載に加筆・訂正したものに、新たな書き下ろしを加えたものです。「なぜ今、食育か?」という問いかけから、食育の位置づけ、保育と食育の関係、食育計画の考え方・作り方、特別な配慮が必要な子どもへの対応、過程や地域との連携といった、食育と保育の重要性を様々な方面から明らかにしています。幼稚園教諭や保育士を始め、栄養士・調理員・看護師・養護教諭など、子どもたちの「食育」に携わる全ての方にお読みいただきたい本です。

[出版社]:メイト(2012年8月刊) [定価]:1,890円(税込)
[ISBN]: 978-4-89622-307-1
 
 

けんかしたって仲直りできるんだよ

富田 富士也 著
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子どもは保護者・教師だけで育てているのではありません。特に心理的・身体的な問題は、専門家に相談することが解決への近道となる場合が多くあります。保護者ができること、教師ができること、そして専門家ができること。それぞれの役割をふまえた三者の連携こそ大切です。本書は、子どものことで困ったときにその対応のヒントが得られる、保護者・教師・専門家のためのハンドブックです。今回の改訂で、児童福祉法等の法改正、特別支援教育制度への移行が反映されたほか、保護者対応・児童虐待・就労支援に関する項目が新設。全国相談機関一覧も更新されています。

[出版社]:十月舎(2012年8月刊) [定価]:1,260円(税込)
[ISBN]: 978-4-434-16979-3
 
 

症状から読み解く診断事典

マイケル・アップル、ジェイソン・P・ジェームズ 著 瓜田 純久 監訳
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ドクター・アップルの画期的な自己診断法が紹介されている事典形式の本です。ひとつの症状について、考えうる病名が必ず2つ以上記載されているので、家庭や保健室で困ったときに役立ちます。病名の診断は「おそらく」「もしかしたら」「めったにないが」と可能性順に列記され、かつシンプルで分かりやすい構成になっています。また、ひとつの病気で複数の症状が出るケースにも対応されています。症状は、原因となる疾患を知らせる初期の徴候でもあります。コンパクトな本事典を家庭や保健室に常備しておけば、必ず役立つと思います。

[出版社]:産調出版(2012年7月刊) [定価]:2,520円(税込)
[ISBN]: 978-4-88282-816-7
 
 

教師・親のための子ども相談機関利用ガイド(三訂版)
もうひとりで悩まないで

小林 正幸・嶋崎 政男 編著
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子どもは保護者・教師だけで育てているのではありません。特に心理的・身体的な問題は、専門家に相談することが解決への近道となる場合が多くあります。保護者ができること、教師ができること、そして専門家ができること。それぞれの役割をふまえた三者の連携こそ大切です。本書は、子どものことで困ったときにその対応のヒントが得られる、保護者・教師・専門家のためのハンドブックです。今回の改訂で、児童福祉法等の法改正、特別支援教育制度への移行が反映されたほか、保護者対応・児童虐待・就労支援に関する項目が新設。全国相談機関一覧も更新されています。

[出版社]:ぎょうせい(2012年8月刊) [定価]:2,600円(税込)
[ISBN]: 978-4-324-09520-1
 
 

学校で気になる子どものサイン

五十嵐 哲也・杉本 希映 編著
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先生方が子どもたちへの対応に迷ったとき、1つのサインから固定した見方をするのではなく、背景として予測される課題を多角的な視点で見ると、本当に必要な支援ができます。本書では、具体的な40パターンに及ぶ、子どもたちの様子や行動から、そのサインを読み取り、本当の支援を実施するための方策が述べられています。子どもたちが学校生活をあたりまえに送れるように、"先生がすべきこと"のヒントが満載です。なお、イラストや図表も適度にちりばめられているので、読みやすいのも嬉しいところです。

[出版社]:株式会社 少年写真新聞社(2012年7月刊)
[定価]:1,890円(税込) [ISBN]: 978-4-87981-433-3
 
 

保健指導:おたすけパワーポイントブック《小学校編》1
〜CD-ROM付き〜

高田 恵美子 著
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「生活習慣」「正しいブラッシングと歯の病気」「性教育」「薬物乱用防止」など、それぞれのテーマごとに、小学生の発達段階に合わせた、3パターン(低学年・中学年・高学年)の指導案とシナリオを掲載しています。また、ワークシートも付いているので、子どもの「興味・関心」「学習への意欲」「知識・理解」などを丁寧にフォローできます。「忙しくて、保健指導の準備ができない!」とおっしゃる先生方の助けとなる1冊です。パワーポイントのデータも書き換え可能なので、学校の実状に合わせることができますよ。

[出版社]:少年写真新聞社(2012年7月刊) [定価]:2,100円(税込)
[ISBN]: 978-4-87981-388-6
 
 

うちの子が「朝、起きられない」にはワケがある
〜親子で治す起立性調節障害〜

森下 克也 著
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『健』の誌面でもたびたび紹介している「起立性調節障害」についての最新刊です。起立性調節障害は、自律神経機能のアンバランスによるもので、朝起きられない以外にも、頭痛、食欲不振、倦怠感など、様々な症状があらわれます。外見自体は異常に見えないために「怠け病」「うそつき」など、心ない言葉をぶつけられたり、うつ病と誤診されることも多く、その処方でさらに悪化させてしまうこともあります。本書では、病気の正しい理解と、漢方薬と心理療法を柱とした、全人的医療の実際が紹介されています。

[出版社]:株式会社 メディカルトリビューン(2012年4月刊)
[定価]:1,575円(税込) [ISBN]: 978-4-89589-378-7
 
 

京都のえほん: のりもの・くらし・しぜん

よしのぶ もとこ 著
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お待たせしました! 本誌の表紙をはじめ、多数のイラストをお描きいただいている、よしのぶもとこさんの絵本です。
京都を走るバスやタクシー、電車などの乗り物から、子どもが大好きなお祭り、動物園、植物園、そして季節の行事まで、皆さんよくご存知の“よしのぶテイスト”が満載の一冊です。文章は少なめなので、小さい子どもでも楽しめます。お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんが「この行事はね…」と説明しながら、京都の日常を読みきかせることもできます。家族みんなでワイワイ言いながら、ご覧になってください。

[出版社]:光村推古書院(2012年6月刊) [定価]:1,260円(税込)
[ISBN]: 978-4-8381-0469-7
 
 

放射能から子どもを守る食生活
(食べもの文化 2012年5月増刊号 No.445)

中島 紀一・天笠 啓祐・松井 英介 ほか著
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2011年3月11日の原発災害によって、日本全土の空気と水と土が汚染されました。事故現場から放出されるさまざまな放射性物質は、今も日本だけでなく地球全体に拡がっています。そんな中、私たちはどのようにして放射能から子どもたちを守り、育てていけばよいのでしょうか。本書では、いま特に問題になっている、低線量内部被ばくについて、子どもを内部被ばくさせないための食生活や暮らし方を考えます。豊富なデータや図表を使い、分かりやすい文章に仕上げられているので、老若男女を問わず理解できます。

[出版社]:芽ばえ社(2012年5月刊) [定価]:1,050円(税込)
 
 

覚えておこう応急手当
〜小さなけがの手当から命を救うAEDまで〜(最新改訂版)

加藤啓一 監著
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大人が気をつけていても、子どもはどこでけがをするかわかりません。子どもが突然の事故や事件に巻き込まれた際に、けがや病気を悪化させないためにも、その場に応じた適切な応急手当をすることが必要になります。本書は日常的な傷の手当だけでなく、いつ起こるかわからない大きなけがに備えて、覚えておきたい心肺蘇生法やAEDの使い方など、医師や救急隊に引き継ぐまでにすべきことを、写真とイラストでくわしく解説しています。今回、心肺蘇生新ガイドライン2010が掲載され、改訂版として刊行されました。《全国学校図書館協議会選定図書》《日本図書館協会選定図書》

[出版社]:少年写真新聞社(2012年4月刊) [定価]:2,205円(税込)
[ISBN]: 978-4-8798-1273-5
 
 

養護教諭のコミュニケーション
子どもへの対応、保護者・教師間連携のポイント

海保 博之・田村 節子 著
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本書では、主に小・中・高等学校の養護教諭に向け、保護者対応やリスク時の行動など、現代的な課題に即したコミュニケーションについて解説されています。「話す」「聞く」「読む」「書く」といった、コミュニケーションの基本的な構造については、認知心理学の観点(両著者とも、応用心理学の専門家です)から、また児童生徒の自殺やモンスターペアレンツ対応などの実践的な内容については、スクールカウンセラーの立場からそれぞれ書かれています。巻末には、ストレス度チェックリストや医療機関への紹介状の例文なども紹介され、すぐに役立つ内容となっています。

[出版社]:少年写真新聞社(2012年3月刊) [定価]:1,470円(税込)
[ISBN]: 978-4-87981-417-3
 
 

子どもの命は守られたのか
〜東日本大震災と学校防災の教訓〜

数見 隆生 編著
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本書は、「健」の編集委員であり、現在は東北福祉大学で教鞭をとられる数見先生が編著を手がけられたものです。東日本大震災の直後から、多くの被災地を実際に回り、取材や視察を行なってこられました。ここに登場する現地の惨状は驚愕すべきものですが、数見先生(先生ご自身も被災されています)は、調査と証言、百数十枚の写真による被災状況を元に、「学校は子どもの命を守れたのか?」「この災害はやむをえないものだったのか?」をシビアに検証されています。学校防災の教訓とこれからの課題を見極めるためにも、多くの方々にお読みいただきたい渾身の力作です。

[出版社]:かもがわ出版(2011年12月刊) [定価]:1,785円(税込)
[ISBN]: 978-4-7803-0515-9
 
 

ガイダンスカウンセラー入門

スクールカウンセリング推進協議会 編著
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ガイダンスカウンセラーとは、幼・小・中・高校・中等教育学校、特別支援学校、大学及び高等専門学校において、子どもの学習面、人格・社会面、進路面、健康面における発達を援助する専門家です。すべての子どもの発達課題に対する一次的援助サービス、苦戦している子どもの援助ニーズに応じる二次的援助サービス、不登校や発達障害などで特別な教育ニーズのある子どもに対する三次的援助サービスを、リーダーあるいはコーディネーターとして行ないます。さらに地域と連携して子どもたちの支援にあたるとともに、家庭の支援を行ないます。新しい資格に興味をお持ちの方は、ぜひ!

[出版社]:図書文化(2011年11月刊) [定価]:1,470円(税込)
[ISBN]: 978-4-8100-1604-8
 
 

教えてのばす! 発達障害をかかえた子ども
〜幼児期のABAプログラム〜

宍戸 恵美子 著 平岩 幹男 監修
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発達障害をかかえた子どもたちが、社会で自立していくための療育や対応について、専門的な言葉は使わずに分かりやすく紹介されています。著者は理学博士で、発達障害をかかえた子どもの保護者であると同時に、脳科学の研究者、自閉症のアドバイザーでもあります。書店へ行っても専門書ばかりで読む気にもならない、とおっしゃる親御さんのために、分かりやすい言葉で、自宅でできる療育について紹介しているのが本書です。もちろん、専門家のもとで療育を受けることは大切ですが、だからといって家で何もできないわけではありま せん。この本を読むと、「こんなにやれることがあるんだ!」と思えるはずです。

[出版社]:少年写真新聞社(2011年9月刊) [定価]:1,260円(税込)
[ISBN]: 978-4-87981-392-3
 
 

教師のためのケースメソッド教育
学校における実例ケースからのスキルアップ
〜いじめ・発達障害・保健室登校など〜

岡田 加奈子・竹鼻 ゆかり 編著 竹内 伸一 編集協力
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本誌でいつもお世話になっている岡田先生と竹鼻先生の編著による、教師のための本です。学校現場で起こりやすい出来事を、事例ケースに基づいて『ケースメソッド』という討論方法を用い、参加者が討論しながら解決する力を育む、先生方のスキルアップには欠かせない本だと思います。発達障害からいじめ、保健室登校といった問題だけでなく、生徒の自殺や妊娠などのケースも掲載されています。学校内の危機管理意識を高めることにも役立ちます。付録として、掲示資料やケースノート、ティーチングノートを収録したCD−ROM付きです。

[出版社]:少年写真新聞社(2011年8月刊) [定価]:2,310円(税込)
[ISBN]: 978-4-87981-384-8
 
 

スポーツ栄養士のキッチンから
アスリート・ジュニアのための絶品レシピ

こばた てるみ 著
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本誌に執筆されたこともある、こばた先生(公認スポーツ栄養士・管理栄養士・健康運動指導士・鰍オょくスポーツ代表取締役)の最新作です。増血・貧血・瞬発力・夏バテ予防などの、コンディションに合わせたレシピから、選手なら誰でも知りたい試合当日の食事まで、ひとつのテーマに合わせて食材を選び、その食材を使って、アスリート選手とジュニア選手向けのレシピを紹介しています。レシピのコンセプトや作り方のコツなども掲載。「選手が納得する栄養サポート術とは?」を中心に、スポーツ栄養士を目指す方も必読です。

[出版社]:鞄本医療企画(2011年7月刊) [定価]:2,310円(税込)
[ISBN]: 978-4-86439-000-2
 
 

学校における 思春期やせ症への対応マニュアル

山懸 然太郎・松浦 賢長・山崎 嘉久 編著
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思春期やせ症は、思春期における死亡率の高い心身症のひとつで、予備軍も含めるとかなりの患者数になると言われており、学校現場でも珍しくない疾患です。本書は、思春期やせ症の知識をまとめた学校現場に向けたマニュアルです。医療機関、家庭との連携、学校生活での支援体制などについて、事例を交えて、とても分かりやすく述べられています。そのコンセプトは、「学校の先生方の実践に役立つもの」「学校の先生方の視野の広がりを支援する」「子どもたちにおける、ほかの健康課題にも応用できる」の3点で、複合的な対応をしていく上で大いに役立つ一冊です。

[出版社]:少年写真新聞社(2011年7月刊) [定価]:1,680円(税込)
[ISBN]: 978-4-87981-387-9
 
 

「障がいをもつ子の育て方」がよくわかる本
お母さんの不安と疑問を解消

川岸 恵子 著
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現在、著者は特定非営利法人「あかり」の代表理事で、運営する障がい児(者)福祉事業で支援する、300人以上の子どもたちとの触れ合いから生まれたのが本書です。著者自身、障がいをもつ子を育てた経験があり、本書は保護者の立場から書かれています。ご自身の経験をふまえた記載が数多くあり、共感しやすく、とても読みやすい文体です。子育てに奮闘されているお母さんやお父さんはもちろん、養護教諭や保育士、看護師など、教育・福祉・療育の現場に携わっている方々には心強い内容です。

[出版社]:現代書林(2011年7月刊) [定価]:1,260円(税込)
[ISBN]: 978-4-7745-1314-0
 
 

発達障害 共生への第一歩
みんな違う だからいい

藤井 茂樹・宇野 正章 共著
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本書は、導入部分でのタイプチェック(発達障害に限ったものではありません)があり、発達障害の詳細と事例紹介、発達障害の人をいかすポイント、海外での発達障害への対応事例へと展開していきます。収録された多くの事例から見えてくるものは「発達障害の人がいかされるためには、周囲の理解が何よりも大切である」ということです。「発達障害の人のサポーターを増やしたい」という願いが込められた著作ですが、閉塞した現代社会を変えていくためのヒントがたくさん詰まった一冊でもあります。

[出版社]:少年写真新聞社 (2011年5月刊) [定価]:1,260円(税込)
[ISBN]: 978-4-87981-388-6
 
 

子どもがかかる耳・鼻・のどの病気百科

工藤 典代(千葉県立保健医療大学 健康科学部 教授)著
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子どもの「耳・鼻・のどの病気」の中には、日常的な疾患から緊急のものまで、学校と家庭での連携によって対処すべきものが数多くあります。
本書では、耳・鼻・のどの仕組みや健康観察の方法を紹介するとともに、各部分における子どもが罹りやすい病気が、図解やイラストを用いて詳しく解説されています(ex. 睡眠時無呼吸症候群・難聴・スギ花粉症といった病気や、それらの応急手当てについても触れられています)。また、自分で症状をうまく伝えられない子どもの観察ポイントや、学校での対処法等も豊富に掲載されています。

[出版社]:少年写真新聞社(2011年4月刊) [定価]:2,100円(税込)
[ISBN]: 978-4-879813-82-4
 
 

揺らぎ育つ子どもの心 ―その基本的発達 <胎生期から思春期へ>
「食べもの文化」4月号別冊

生野 照子 著
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「健」にも原稿をご執筆いただいたことのある生野先生の最新作です。先生は、心療内科・小児科医として、摂食障害の治療に尽力され、セルフヘルプ活動を支援されています。現在は、大阪府教育委員長であり、浪速生野病院心身医療科やストレス疾患治療研究所で活躍中です。本書は、2010年「食と健康を考えるシンポジウム・大阪」で大好評だった講演をもとに構成されており、胎児期〜思春期への心の発達を、心療内科・小児科医の立場から分かりやすく解説してあります。子育て中や、お母さんを支援する立場の方々は、ぜひご覧ください。

[出版社]:芽ばえ社 (2011年4月刊) [定価]:1,300円(税込)
 
 

学校と家庭で育む子どもの生活習慣

財団法人 日本学校保健会編
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本書は、隔年で実施されている「児童生徒の健康状態サーベイランス」の最新結果をもとにした、学校や家庭における保健指導・生活指導・健康管理の役立つ、実践的な「生活・健康指導マニュアル」です。運動、食事、生活リズム、ストレス、清潔、病気など、子どもたちを取り巻く問題事項を網羅しているほか、新しくなった学校保健安全法の内容を鑑み、学校安全や歯科についても言及しています。学校だけでなく、家庭での生活習慣の見直しができるように分かりやすく解説されていて、チェックリストがたくさん配置されているのも大きな特徴です。

[出版社]:丸善出版 (2011年3月刊) [定価]:2,100円(税込)
[ISBN]: 978-4-903076-03-4
 
 

エッチのまわりにあるもの ―保健室の社会学

すぎむら なおみ 著
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本誌の4月からの新連載『話そうよ! 恋とエッチ』でもお世話になっている、すぎむら先生の新刊です。セクハラ、DV、援助交際、同性愛、レイプ、性感染症にポルノなど、悩み多き高校生たちから保健室に寄せられる相談…。これら、性に関する諸問題について、保健室の先生は、はたして生徒たちとどのような解決策を見つけていくのか??。

[出版社]:解放出版社 (2011年3月刊) [定価]:1,995円(税込)
[ISBN]: 978-4-7592-6739-6
 
 

発達障害の子どもの理解と関わり方入門
−広汎性発達障害・ADHDの幼児期から学童期の支援

永井 利三郎 監修
荒木田 美香子・伊藤 美樹子・奥野 裕子・酒井 佐枝子・藤原 千恵子 著
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『健』にも執筆されている永井利三郎先生の監修のもと、読者にはおなじみの先生方が執筆されています。子育て支援に関わる看護師、保健師、保育士、養護教諭、教育関係者、それらの職種をめざす学生、そして保護者まで…本書では、発達障害の子どもの特性、支援システム、アセスメント・診断、具体的な支援策まで、くわしい解説がされています。

[出版社]:大阪大学出版会 (2010年9月刊) [定価]:2,625円(税込)
[ISBN]: 978-4-8725-9353-2
 
 

保健室と養護教諭 ―その存在と役割

教育科学研究会・藤田 和也 編著
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『健』の編集委員としてお世話になっている藤田先生と教育科学研究会による書籍です。日本独特の発展を遂げた保健室と養護教諭。現場の実践記録をとおしてその全体像と役割を描き出すとともに、今後の養護教諭のあり方を考えていきます。雑誌「教育」で、大きな反響をよんだ特集に大幅加筆した別冊です。

[出版社]:国土社 (2008年2月刊) [定価]:2,100円(税込)
[ISBN]: 978-4-3374-6028-7
 
 

よくわかる! LD(学習障害)とADHD(注意欠陥多動性障害)の正しい理解と最新知識

金澤 治 著
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本書はLD(学習障害)、ADHD(注意欠陥多動性障害)などの発達障害を抱えた子どもを対象とした書籍です。本人が苦しいのはもちろんですが、当人に関わる保護者や教育関係者にとって、なかなか判断しにくいのが「LDとADHD」。その最新情報を、本誌でもおなじみの金澤先生がていねいにまとめあげ、その対処法を豊富なイラストと分かりやすい文章で書き下ろしています。

[出版社]:日東書院本社 (2010年10月刊) [定価]:1,470円(税込)
[ISBN]: 9978-4-5280-1691-0
 
 

電子メディアは子どもの脳を破壊するか

金澤 治 著
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『健』の人気連載「Q&A <あなたの質問にお答えします>」でもお世話になっている、金澤治先生(埼玉医科大学准教授)の最新作です。テレビ・インターネット・携帯電話・小型ゲーム機など、電子メディアがかつてないほど普及した現在、子どもの脳の発達が阻害されているとしか考えられないような現象が起きています。電子メディアが脳に及ぼす影響とは何か? 増え続ける電子機器と上手に付き合うには?…児童精神科医の提言が満載! 文庫書下ろしです。

[出版社]:講談社文庫(2010年10月刊) [定価]:580円(税込)
[ISBN]: 978-4-06-276748-4
 
 

保育者と保護者の“いい関係” -保護者支援と連携・協力のポイント

師岡 章 著
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2006年4月号〜2009年3月号まで、長期にわたり『健』に連載された大人気コラムが単行本になりました。本書では、保育における保護者への働きかけについて、ハウツー、またマニュアルではなく、とるべき姿勢の基本が述べられています。第一部においては“保護者支援”、第二部においては“家庭との連携・協力”が取り上げられ、それぞれの取り組みを進める際の基本姿勢が整理されています。

[出版社]:新読書社(2010年8月刊) [定価]:1,785円(税込)
[ISBN]: 978-4-7880-1131-1
 
 

10代の性をめぐる現状と性の学力形成
-今日の社会で確かな性の学びを育むために

数見 隆生 編著
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宮城教育大学教授として、また『健』の編集委員としてもお世話になっている数見先生の最新刊です。思春期に育む「性の基礎学力」とは何か。性教育も大事な「学力形成」です。2年余の調査による若者の性の実態をふまえ、性の教材・カリキュラムとその実践が、詳細に提示されています。

[出版社]:かもがわ出版(2010年8月刊) [定価]:2,310円(税込)
[ISBN]: 978-4-7803-0378-0
 
 

自尊感情と共有体験の心理学 -理論・測定・実践

近藤 卓 著
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『健』で大好評の連載『こどもの自尊感情と共有体験』でもおなじみ、近藤卓先生の新著です。「いのちの教育」研究の第一人者が、生きる力、「いのち」を支える土台となる自尊感情の構造と、それを育む共有体験の理論が紹介されています。国内外の調査から生まれた自尊感情の測定法をはじめ、教育やしつけにおける共有体験の実践、そして質問紙が収載されています。

[出版社]:金子書房(2010年3月刊) [定価]:2,940円(税込)
[ISBN]: 978-4-7608-2629-2
 
 

発達障害チェックシートできました
-がっこうの まいにちを ゆらす・ずらす・つくる

すぎむら なおみ +「しーとん」 編著
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2008年9月〜2009年12月号にわたり『健』誌上で大人気を博した『養護教諭の視点で発達障害を考える』が単行本になりました。「発達障害」をもつ子どもたちが、いきいきと学校で学び生活するために、現場の養護教諭7人がいちから作り上げた「チェックシート」本体と、その制作過程、理論的背景が収められています。日本語の読み書きが苦手な子どもたちのためのLL(やさしくよめる)ページも導入し、すべての人に開かれた本をめざしています。

[出版社]:生活書院(2010年2月刊)  [定価]:2,100円(税込)
[ISBN]: 978-4-903690-50-6